肩甲骨の動きが悪いと肩こりに?その理由とは【武蔵境駅前整体院】

投稿日: #健康コラム

デスクワークなど、同じ姿勢を維持し続ける仕事を行っていると、肩の周辺の筋組織がこり固まり、怠くなったり重たくなったりしてしまいます。
デスクワーク中に小まめに肩を動かせば疲れや凝りがリセットされやすいのですが、肩甲骨の柔軟性が失われている状態ではそもそも動かす事が難しくなります。また、少しでも動かすと痛みを感じたり身体にとって負担に感じられるようになってしまうと、次第に動かす機会が減り悪循環に陥り悪化する一方になります。
また、近年ではデスクワークの他に、私生活でも長時間スマートフォンを操作する方が多くなっているのも、肩甲骨に違和感を覚えている方が増加している原因です。
しかも、パソコンのディスプレイよりもスマートフォンのディスプレイの方が症状が悪化しやすい傾向にあります。その理由は、パソコンの場合は顔の正面に位置していますが、スマートフォンは手で持ち身体を丸めた猫背の状態で覗き込むような姿勢で見てしまうためです。猫背は肩甲骨の筋肉をより一層凝り固まらせてしまうので、ますます肩こりが重症化してしまいます。

肩甲骨の動きを滑らかにして肩こりを解消するには、まず自分の肩甲骨の柔軟性を把握することから始めましょう。最も簡単かつ効果的なのは、両手を後ろにまわして後方で両手の指を引っ掛けてみるという方法です。右手を上にしてチェックした後は、左手を上にしてチェックをするというように交互に行います。もし手が届かなかった場合は、肩甲骨が凝り固まっている状態だと言えます。

肩甲骨を柔軟にする効果的な方法は数多く存在しています。中でも手軽なのは、両腕を伸ばして背中の後ろで手を組み、そのままの状態で頭の方に向かって上げていくストレッチです。その際に肩甲骨が中心部に寄っていき中央部に窪みができている様子が感じられると、しっかり肩甲骨の筋組織が伸ばせていることになります。
また、背中の方で組んだ手を身体の前で組んで行うストレッチもあります。身体の前で両手を組んだ後に、同じく腕を伸ばしたまま頭の上まで持ち上げていきます。すると、こっている肩の筋肉に良い刺激が加えられ、心地良さが感じられます。
肩甲骨周りがこり固まっている方の場合だと、ストレッチをした際に頭の上に腕を垂直に伸ばす事ができず、斜め前方向に伸ばす事しかできません。しかし、毎日の日課にしたり作業の休憩時間に頻繁に行えば、肩甲骨周りが柔軟になり、肩こりが解消されていきます。

デスクワークやスマートフォンの長時間の使用で肩甲骨周りが強張っている場合には、ぜひ一度お試しください。