冬になると起こる腰の痛み、その改善と予防法【武蔵境駅前整体院】

投稿日: #健康コラム

冬が深まってくると、腰の痛みにお悩みの方が増加していきます。腰痛の原因は人により様々ですが、冬に起こる腰痛の場合は特に『血行不良』が深く関係している可能性があります。
例えば、湯船に浸かると腰痛が改善するタイプの方でしたら、腰の痛みが冷えから起こっているかもしれません。冬の寒さで生じる腰の痛みの予防は、何よりも『身体を冷やさない』ことが重要になります。

最初にできる対策は、衣服です。中でも、下半身を冷やさないような服装を心掛けることが大切になってきます。足先へ巡った血液は、心臓に戻ってくるまでに腰の付近を通過します。つまり、足が冷えると腰も冷え、結果として身体全体が冷えてしまいます。服装でおすすめなのはパンツスタイルです。風の通り難い厚手の物や、暖かい素材の物を選びましょう。スカートを履く場合は、厚手のスパッツやタイツなどを組み合わせて保温するように心掛けてください。足元はパンプスやヒールよりも、ブーツなどといった保温性に優れた靴を履くと冷えにくくなります。腰自体を温める場合には、使い捨てカイロや温熱パットなどを利用してみてください。最近では、肌に直接貼れるタイプの温熱グッズも出ています。上記のようなものを使い、身体を冷やさないように努めてください。
日頃の食事でも身体を冷やす食材はなるべく控え、根菜類などといった身体を温める食材を積極的に取りましょう。具体的には、鶏肉やイワシ、エビ、カツオなどが身体を温める食材として挙げられます。また、野菜はサラダなどの生の状態ではなく、スープや鍋などといった温かい料理を選択してください。生姜やにんにく、ネギ、かぼちゃなどを使った料理がおすすめです。
普段の飲み物も、糖分の多い清涼飲料水や緑茶、コーヒーなどといった身体を冷やす傾向があるものは避けるようにしてください。また、温かいものを飲むようにしてください。紅茶やジャスミン茶などに生姜やハチミツを加えて飲めば、身体が温まるだけでなく、喉を潤す効果も期待できます。

これから2月にかけて、どんどん寒さは厳しくなっていきます。以上の事柄を心掛け、冷えによるの腰痛の改善・解消、症状の予防を目指しましょう。