夕方になると、足がパンパンに…そんなお悩みはありませんか?
今回は、なかなか解消されないむくみを、寝る前のたった2分のバスタオルストレッチで改善していく方法をお伝えしていきたいと思います。
むくみと言っても、原因はいくつかあります。
よく言われるのは心臓や腎臓が原因と言われるものですが、今回は日常生活における動作によるむくみの改善方法をお伝えします。
例えば、お仕事でヒールを一日中履いている方
立ち仕事で何時間も立ったままお仕事をしている方
デスクに向かい長時間座りっぱなしの方
家であまり動かずにじっとしている方…
このように、生活の中で長時間同じ姿勢でいる方、足に負担をかけ続けている方には、効果的なストレッチとなりますので、ぜひ取り組んで欲しいと思います。
まずはむくみのメカニズムを説明していきます。
私たちは普段通勤・通学やお仕事といった活動の中で、筋肉の収縮と弛緩を繰り返しています。
これがポンプの役割として働き筋肉内を走る血管を圧迫して血液の流れを良くしてくれています。
特にふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれ、そのポンプ活動を利用して血液の流れを全身に流れるように促してくれています。
先ほど挙げた、長時間同じ姿勢で過ごす、立ちっぱなしという動作は、筋肉のポンプ活動をうまく活用できない状態となります。
これが血液の流れを悪くして、むくみの原因となります。
それにより、足がパンパン・ふくらはぎが重だるい・靴が履きにくくなる…。
といった症状が出てきてしまいます。
ふくらはぎは心臓から遠い場所にあるため、血液の流れが悪くなりやすくなるからです。
特に女性に多い症状ですが、理由としては男性に比べて女性の方は筋肉量が少ないということが挙げられます。
また、ヒールを履く女性は常にふくらはぎの筋肉を縮めっぱなしなのでポンプの働きが著しく低下してしまいます。
むくみを改善するポイントして、筋肉のポンプ作用をいかに取り戻すかが大事になります。
つまり縮んで固くなった筋肉がスムーズに収縮と弛緩できる状態にすれば自然と血液の循環も良くなりむくみも改善されます。
ではいよいよ、このタイプのむくみを改善するストレッチ方法をいくつかご紹介致します。
【バスタオルを使ってストレッチ!①】
- 厚めのバスタオルを用意します。
- 2つに折って折り目の方から固めに巻いていきます(棒状になります)
- 床に膝を立てて巻き終わったタオルをひざ裏に置きます。
- そのままお尻を落とし正座の姿勢になります。
- この状態で30秒から1分間キープします。
【バスタオルを使ってストレッチ!②】
- 終わったらタオルをアキレス腱の上に置き替えます。
- 同じくお尻を落とし正座の姿勢でタオルを挟みます。
- そのまま30秒から1分間キープします。
※注意点
物足りないと感じたら薄手のタオルを重ねて巻いて調整してください。
逆にきついと感じられる方は、巻ききらずに丁度良い厚みと感じるくらいに調整して取り組んでみてください。
30秒でも辛い方は10秒単位で3回に分けて取り組んでみてください。
この方法を寝る前のストレッチとして取り入れ毎日行ってみてください。
早い人で、1週間から10日で効果を感じられると思います。
血流を1度止めてから解放することによって末端への血行を促し、むくみ改善へと繋げることが出来ます。
もちろん、寝る前でなくても出来る時に取り組んでくださっても大丈夫です。
またこの方法は、冷えを感じられる方にも効果的です。
寝る時に足先が冷える方は寝る前に是非取り組んでみてください。
足がポカポカと温かい状態で眠りに入ることが出来ます。
いかがでしたでしょうか。
こういったエクササイズは難しいと長続きしませんが、これはお布団の上で家にあるバスタオルで簡単にできるだけでなく、たった2分で済んでしまいます。
むくみで悩んでいる方にとっての解決策となって頂ければ嬉しく思います。
武蔵境駅前整体院ではオイルマッサージや小顔矯正なども行っておりますので是非ご相談くださいませ。