妊娠中の脚のむくみ、何で起こるの?【武蔵境駅前整体院】

投稿日: #健康コラム

妊娠後期には、脚のむくみに悩まされてしまうケースがあります。

妊娠中の脚のむくみの原因は、いくつか考えられます。1つは、妊娠高血圧症候群にかかっているケースです。妊娠高血圧症候群では、名前の通り妊娠中に高血圧になってしまう状態です。血圧上昇・むくみ・たんぱく尿などが代表的な症状ですが、ひどくなると母子ともに危険がおよぶ可能性もあります。早発型と後発型があり、妊娠の早い段階として判断される妊娠32週未満でこの症候群を発症した場合、重症になりやすい傾向がみられるため注意が必要です。
それ以外の原因としては、健康な人がむくむ場合は大きくなった子宮による静脈の圧迫が原因とされています。このケースでは、物理的な圧迫によって血行が悪化し、むくみが発生することが多いと言われています。また、妊娠後期には運動不足が問題となりますので、それがもとで血行が悪くなり脚がむくむ場合もあります。安静にすることは大事ですが、元気であれば少し歩くくらいの軽い運動を行うようにしましょう。ただ、できればむくみが発生した段階で医療機関での診断を受け、早めに対処した方が安心です。

では、妊娠中に生じがちなむくみ解消には何をすると良いのでしょうか。
まず、誰でも行いやすい方法として、就寝時に足を高くして寝ることが挙げられます。また、無理のない範囲で下肢の筋力アップを促すとむくみが解消されやすくなります。
その他、塩分を控えることも重要です。むくみの解消効果は小さいですが、塩分の入っている料理を控え目にするだけでも違ってきます。塩分制限は、産婦人科医からもよく指導されることの1つです。
着圧ソックスと呼ばれる市販の靴下を履く方法も効果が期待できます。むくみ予防のストッキングや靴下などは、女性のおしゃれとしても活用しやすく、取り入れやすいでしょう。
その他、横になる時間を多めに取ることも必要です。
一つだけの方法を行うのではなく、いくつかの方法を併用することでより効果的に作用しやすくなります。規則正しい生活を送ることやストレスを感じにくいような生活をすることも大切です。
ただ、むくみを完全になくすのはなかなか難しいとされています。あくまでも、むくみを軽減するための取り組みであることを意識するようにしましょう。

武蔵境駅前整体院では、妊娠中のお身体のお悩み解消をお手伝いするマタニティコースをご用意しております。手技療法により巡りを促し、脚のむくみなどといったお悩みに対しアプローチしていきます。施術に対しての不安などございましたら、お気軽にお聞きください。妊娠中の脚のむくみは、武蔵境駅前整体院までぜひ一度ご相談ください。お待ちしております。