肩が前に入り込んでいませんか?簡単にできる巻き肩解消法!【武蔵境駅前整体院】

投稿日: #健康コラム

巻き肩とは、肩が内側に巻き込まれてしまっている状態のことを指す言葉です。パソコンやスマートフォン等を長時間使用していると、徐々に自然と背中が丸まってしまいます。結果、身体が前のめりになった状態が続き、巻き肩になるのです。
巻き肩になっていると、肩周辺の筋肉が緊張して、肩こりを引き起こしてしまいます。それだけでなく、姿勢も悪いので見た目も気になるようになります。慢性的な肩こりに悩んでいる人は、巻き肩が原因かもしれません。その他にもお腹周りにぜい肉が付いてしまったり、バストが垂れてしまう原因になることもあります。

巻き肩かどうかはセルフチェックができます。もしデスクワーク等でパソコンの使用時間が多い方は、定期的に試してみてください。
まず、両腕をだらんと下ろし、リラックスした状態で真っすぐ立ちます。その際、手の甲が外側を向いていて、手のひらが太ももにくっついていれば巻き肩ではありません。手の甲が少しでも前を向いていて、手のひらが後ろを向いていると巻き肩になっている可能性があります。
その他、腕を肩まで上げてチェックする方法もあります。通常、腕は肩の真横に来るのですが、斜め前に出てしまう人は巻き肩になっているかもしれません。鏡を使うと客観的にチェックしやすいです。

巻き肩を解消するストレッチを幾つかご紹介します。
まず、肩甲骨を回すストレッチです。ゆっくり両肩を10秒かけて回すようにし、それを10回繰り返します。あまり速く回してしまうと筋肉がしっかり伸びないので、ゆっくり行うことが重要です。立っても座ったままでも行うことができます。
次に、頭を傾けて僧帽筋を伸ばすストレッチです。ただ頭を傾けるだけだと肩も一緒に動いてしまうので、きちんと伸ばすことができません。ですから、頭を倒す方にある手を反対側の腰に引っかけて動かないようにします。ゆっくりと10秒から15秒程度かけて行うと、しっかり筋肉を伸ばすことができます。反対側も同じようにして繰り返しましょう。
最後に、タオルを使って肩を伸ばすストレッチです。タオルの両端を手で持って、出来るだけピンと張った状態にします。その状態をキープしたまま両手を高く持ち上げ、胸を張った姿勢をとります。肩は後ろに引くようにすると、肩回りの筋肉をほぐすことに繋がります。

どれも自宅で簡単に行えるストレッチです。パソコンやスマートフォンを使用している合間に行えば、巻き肩を解消する効果が期待できます。ぜひお試しください。